2011年4月30日土曜日

#21 Volkswagen: Copy Commercial



このCM結構好きだなぁ


音が必要最低限しか無い。
言葉も最低限しか無い。


ただ、ワンメッセージを伝えるために作られたって感じがして。


このくらい静かにストレートに物事言われたら、雑多なにぎやかなCMが多い中で目を奪われるんだろうな。

2011年4月18日月曜日

#20  上を向いて歩こう。& 見上げてごらん夜の星を

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
思い出す 春の日 一人ぽっちの夜

上を向いて 歩こう
にじんだ 星をかぞえて
思い出す 夏の日 一人ぽっちの夜

幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら歩く 一人ぽっちの夜

思い出す 秋の日 一人ぽっちの夜

悲しみは 星のかげに
悲しみは 月のかげに

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら歩く 一人ぽっちの夜

一人ぽっちの夜
一人ぽっちの夜







 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる



聞いた事ある、口ずさんだ事もある、なんとなく一部だけ歌詞を知ってる。
そんなくらいにしか思っていなかった二つの曲。もちろん、名曲で、ただ僕からするとちょっと遠かった、過去の曲。

そんな二つの曲がサントリーの有名になってるCMでながれて、歌詞を見直してみた。


すごい綺麗で丁寧で日本人ぽくて、日本人で日本語を話してて、よかったって思った。

「一人ぽっちの夜」。
一人ぼっち、でも、
一人だけ、でもなく
ぽっち。
すごい優しい表現だよね。
孤独なのに、どこか可愛らしさ、子供心、愛情みたいなものがこの「ぽっち」に要約されてる。


「涙がこぼれないように、泣きながら歩く」

映像が目の前に出てくるくらい、シンプルで明確な情景描写。
人それぞれ、どんな街の何歳くらいの人の画が浮かぶのかは分からないけど、各々が頭の中にパッと浮かび上がる景色がある歌詞だと思う。


「見上げてごらん夜の星を」も歌詞全体が優しい。
明るい方へ導いてくれる、付き添って、連れて行ってくれるような歌詞がなんだか心地よい。
お父さんが子供に囁く様に、「見上げてごらん」という歌詞に始まり、隣にいる近しい人が「手をつなごう、僕と」と勇気づけてくれる。


歌詞ってやっぱりすごいなって思った。
CMに出ている有名人の方々も豪華で、各方面から集めているし、あれだけの人を揃えるだけでもすごいCMとしてはパワーがあるけれど、それだけではない。
やっぱり、この二つの曲の歌詞、言葉にすごい強い力があると思う。


この二つの曲、これからずっと好きな曲なんだろうな。

2011年4月15日金曜日

#19 進化する家電を見て

GOAB. A TV Experience Concept from Syzygy on Vimeo.




テレビはテレビのテクノロジーの進歩があり、タブレットにもタブレットのテクノロジーの進歩がある。

今ある商品はすべて最先端の技術に挑戦し、発展していく。
市場の波に乗っかり、前へ前へと進む事もあれば、波に飲まれて沈んでいくこともある。

今起きている技術は、今までの波とは少し違う。
モノが進化していく事は変わらないが、その先の出来事、空間、関係を進化させていく技術へとシフトしている。

あきらかに巻き込む人の人数が多い新しい波にどうやって対応して舵取りしていくのかは、各商品が柔軟に動くしか無いのではないかと思う。

違う海に行けば、波も違う様に、国内で売れなかった商品が、海を渡ればバカ売れする事もなくはない話だと思う。

2011年4月9日土曜日

#18 Alzheimer Society of Montréal: Zero




社会派広告の新しい表現方法。


iPhoneの特性をうまく活かしている。
だけど、この事例は確かにうまくいっているとは思うけど、これが正解ではない。
この事例で成功したのは、技術的なスキームが成功しているのではなくて、デバイスやメディア、そのユーザー(そこにいる人)の特性をニュートラルにとらえて、メッセージの伝達っていう目的に対してしっかりと構成されている点だと思う。

1つの社会派広告の中にストーリーが感じられて、こういう広告を作りたいと思った。

2011年4月2日土曜日

#17 シェア、共有、それが一番なのか。

最近、広告系書籍、雑誌、ブログなどなど多くの所でシェアする(共有する)ことが大きく述べられている。


本なんかで行くと


これとか

まぁもはやほとんどのソーシャルメディア活用例で共有する事がソリューションの中心に来てるモノが多い。

はたしてそうなのか。
ユニクロアローズ

もちろんこの二つの例はブランドとか商材を含めて共有しろという命令ではなく、スナップを見るような感覚で出来るのでうまく共有する事が働いていきそうな気がするけれども。

どうも腑に落ちない。

街の中(公共スペース)で一人音楽を聴きながら過ごす(プライベート空間)こともあるだろうに、なぜネットの世界ではやたらとシェアをさせられるのか。
パーソナライズされていく事が今年の1つのキーワードと言っている人が多いのもこういった感情を少なからず持っているからなのではないかと思う。

共有の前のパーソナライズ。
この部分でさまざまなサービス、ソリューションの成功か否かが大きく左右されそうだ。