2011年10月8日土曜日

進む道、見る風景は自分で作るポスター(Change the landscape)

進む道、見る風景は自分で作るポスター(Change the landscape)


コレはアナログなのに相当インタラクティブ

昨今インタラクティブデザイナーとかインタラクティブというワードの入った職種は基本的にwebを中心に動いています。

もちろん、素晴らしいインタラクティブなウェブプロモーションやその他諸々を考えている人は山ほどいますが、
僕もこの中の一人になりたい人ではあります。

しかし、この作品を見て、このようにアナログであってもまだまだインタラクティブな事はたくさんあるでしょう。

インタラクティブなモノを考えるとき、何を考えればいいのか。この作品から考えてみた。

①メッセージの確立

②モノの配置  どこでユーザーと出会わせるか。

③モノそのものの遊び方を示す指示

④変化の表示

⑤五感のうち最低でも、2つ以上の五感を同時に刺激する事。


これらは少なくとも入っていて欲しいです。


2011年9月9日金曜日

久々に 書いてみた。 流行

2011年6月29日水曜日

#28 ワンアイデア

ワンアイデアで課題を解決していく。
ワンアイデアで商品(対象)が発する価値を上回る価値を提供する。

それこそがクリエイティブジャンプの意味する事なんじゃないかと思います。

今年のカンヌで受賞した作品の中で、僕が心を動かされたものにはすべてこの要素が含まれていたと思います。

もちろん、カンヌで受賞しているということは基本的にクリエイティブジャンプが含まれているとは思いますが、
その中でも足下をすくわれたような、不意打ちを食らったような、そんな感覚すら感じる作品を選んで考えてみました。





枕の購入の回転率が悪いという課題に対して、どんなアイデアが考えられたのかはわからないけど、このシンプルなソリューションが実際に購買をあげている!!

すごい、良いソリューションだと思う。

このアイデアを動画で見て、最初はそんなに凄いとは思わなかったけど、考えてみたら、やっぱり凄いと思った。

派手なソリューションもたしかに魅力的で良いソリューションかもしれないが、なんだか粋な技を見せられたという感覚がこの作品を見て思う所だ。


こんな生きてる、粋なソリューションを考えられるようになりたい。

2011年6月17日金曜日

#27  0→1?1→10?論  ver stevetaikiの勝手な解釈

0→1ってなに?
1→10ってなに?

本当にそれ0→1?


そんな疑問をココ最近特に感じる。










自分の中の0→1ってどんな感じなのかを勝手に考えてみる。

単純なイメージで行くと『自分のなんかしらの欲求をもとに、新たなモノを生み出す。』
マークザッカーバーグも別に誰かのためにfacebookをつくったのではない。

単純にダイレクトに自分が欲しいもの、こうなって欲しいものを具現化して実際につくっちゃうことを0→1って思っています。







1→10はというと、『自分のためにつくったものが、他の人達に受け入れられていく。』ていうことだと思います。
これには様々あると思います。

・自然と周囲がその価値に気づいて、広まっていく。受け入れられていく。
・第三者がそのものの良さを抽出して、伝えていく。
・作成者の最初の意図とは、別に新たな価値を他者が勝手に見出して広まっていく。

などなど











このコトを前提とした上で、思う事。

0→1をやる上で大事な事。
そのサービスやモノをつくるヒントになったものは、自分オリジナルの発想だろうと、他の人の発想だろうとどうでも良くて
大事なのはそのヒントとなるもの、発想の起源が自分の欲求で(も)あるかどうかだと思う。

0→1をやっている人が、相当な体力が必要だから、絶対に創りたいんだっていう情熱を持たないとやっていけない。
ってよく言うのはそういう事だと思う。


市場にはこういうニーズがあるから、このサービスをつくろうというのは結局、その市場で留まってしまう気がする。
市場のニーズを考えるのは1→10のフェーズ。早くても、0.5→1の段階なんじゃないのかな。


世界に社会に波及するもの。それは結局、最初から多くの人数を巻き込もうとして創られた一般的なモノではなく、ある特定の人(極論、自分)が欲しいもの。最高にエッジの効いたものが、上記の1→10の過程を踏んで、波及していくと思う。


汎用性をコンセプトに含むのではなくて、エッジの効いたドメスティックなコンセプトの価値をメタファー抽出する時に、汎用性を考える事が面白いものを創れる。


そして今、僕は何をするべきか。

・0→1のヒントを見つけられる経験を多くすること。
・1→10のうち、製作者の気づかない新たな価値を自分の中で生み出す癖をつけること。

この二つを社会人になるまでの義務にしようと思っています。

とにかく、こんなの欲しいとか、こういう事したいとか、こうなったらもっといいのにをストックすること。
情報を何となく、面白いとか素敵とかで受け流すのではなくて、今まで以上にしっかりと気になった情報にはしっかりと噛み締めてひとつ腑に落ちるカタチにしていく。

そんなことをしていきたいと思います。

以上、事例紹介とかではない、久々に更新した自問自答ブログでしたw

2011年6月2日木曜日

Twitter: picture what's happening now

#26 3D holographic Fashion Show

3D Holographic Fashion Show from Tim Jockel on Vimeo.



すごい世界観!!

モデルがコレクションを見ている人の視界を遮る事が多々ある。
コレクションモデルが直線上でランウェイしているものは対して問題ではないが、最近では、ランウェイが減り、展示会のようなものがかなり多い!!
また、コレクションも直線上をただ歩くのではなく、かなり複雑な動きをモデルが歩く事も多い。
そんなとき問題なのは、見ている人の前をモデルが帰り際に視界を遮ること。

正直、自分勝手ではあるが、基本的にコレクションは世界観がとても重要なファクターであることからもこの3D Holograph はかなり使える手法だと思う。

あとはどのようにして素材であったり、質感を伝えられるかそこが課題なのかもしれない。

2011年5月19日木曜日

#25 ECにおけるコミュニケーション



GAPが 値切れるショップをやり出した。

なかなかアメリカンな雰囲気のブランドが思い切ったと思う。
中国ではよくECでその場でチャットが開き、ネゴシエートして価格や取引量が決まったりする。
中国と言う市場には人的資産がやはり莫大にあるため、マンツーマンでECでも対応する事が可能なのだろう。


これが面白いのは手順の中に潜んでいる。
1)表示されている定価を確認。
2)指値(付け値=買ってもいいと思う金額)を入力。
3)言い値(Gapが売ってもいい金額)が表示されます。
4)その間の金額を入力…と繰り返して
5)合意したら値引き分のクーポンをゲット。
6)お店に行って購入するイメージ。


お気づきかもしれないが、コレは実は値引き交渉をしている訳ではない。
おそらく裏側の事は推測になるがシステムである一定額の所までしかいかないようにしている。
つまり、演出にすぎないということ。

値引きというシーンを演出して、高揚感を増させている。
重要なのは、店舗に行く事!!!!!

店舗に客を来させる事で、副次的に違うアイテムを購入する機会を創出する事に成功している。

実にうまく設計されているとは思う。

コレが妄想電話みたいな感じでチャットや電話みたいな感じで楽しめたら最高にエキサイティングなんだろうけど

2011年5月17日火曜日

#24 冷蔵庫と私

人と冷蔵庫の中身を対照的に見せる。

→ここ

衣食住の中でも、人類として、動物として生きるために必要な食。
動物としてその人はどんな絶好があり、ライフスタイルなのかがものすごく浮き彫りになる作品だ。

食と言うだけで、その人がどんなモノを食べているのかが分かるが、その整理具合やモノの量などでその人がどんな人なのかを感じさせてくれる。

ちょっと面白い結び付けだと思ったのでブログに書いてみました。

この表現は最近感じてる悩み?発見?なんですが、何が言いたいのかと言うと、
1つのデータ(情報、対象、表現、モノ、コト)では、あくまでも点であって、コンテキストにならないということ。
どんなことにも人に何かを伝えるには、点ではなかなか難しい。
2点以上のプロットがなめらかに繊細につながっていけば行くほど、いいコンテキストが生まれるんじゃなかろうか。

2011年5月5日木曜日

#23 泣いたり笑ったり。

ひさしぶりにCMをあさってみた。


TCCもあったからなんとなく気にはなっていたけど。



ストーリーがすごい。

こんなに短い尺の中にエンターテイメントと言っても過言ではないほどの感動があるなんて。




















The Mobile Movement: Understanding Smartphone Consumers

2011年5月1日日曜日

ソーシャルメディア時代の企業Web戦略

Check out this SlideShare Presentation:

#22 Cinemagraphと電子書籍マガジンの可能性


Cinemagraphって知ってる?
画像の中の一部分が動いて見える表現。


このような表現を使えば、電子タブレットに置ける雑誌媒体の表現は少し変わってくるのではないだろうか。
今現在、多くの雑誌媒体のウェブサイトでは、動画コンテンツやフラッシュなどの映像を使って、情報を提供している。電子版のマガジンもほとんど紙媒体の雑誌と変わらない、もしくはウェブサイトのような印象を受けるモノがほとんど。

しかし、このシネマグラフを使えば、動的でありながら画像という静止がの枠を超えないギリギリのラインを表現できるのではないかと思う。

雑誌広告や表紙はもちろん、ファッション雑誌なんかは例えばワンピースの風で揺れる動きを表現できたり。

最先端の技術ではないシネマグラフではあるが、今最新のデバイスにマッチする1つの表現な気がする。


2011年4月30日土曜日

#21 Volkswagen: Copy Commercial



このCM結構好きだなぁ


音が必要最低限しか無い。
言葉も最低限しか無い。


ただ、ワンメッセージを伝えるために作られたって感じがして。


このくらい静かにストレートに物事言われたら、雑多なにぎやかなCMが多い中で目を奪われるんだろうな。

2011年4月18日月曜日

#20  上を向いて歩こう。& 見上げてごらん夜の星を

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
思い出す 春の日 一人ぽっちの夜

上を向いて 歩こう
にじんだ 星をかぞえて
思い出す 夏の日 一人ぽっちの夜

幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら歩く 一人ぽっちの夜

思い出す 秋の日 一人ぽっちの夜

悲しみは 星のかげに
悲しみは 月のかげに

上を向いて 歩こう
涙が こぼれないように
泣きながら歩く 一人ぽっちの夜

一人ぽっちの夜
一人ぽっちの夜







 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる

 手をつなごう ぼくと
 追いかけよう 夢を
 二人なら 苦しくなんかないさ

 見上げてごらん 夜の星を
 小さな星の 小さな光りが
 ささやかな幸せを うたってる

 見上げてごらん 夜の星を
 ぼくらのように 名もない星が
 ささやかな幸せを 祈ってる



聞いた事ある、口ずさんだ事もある、なんとなく一部だけ歌詞を知ってる。
そんなくらいにしか思っていなかった二つの曲。もちろん、名曲で、ただ僕からするとちょっと遠かった、過去の曲。

そんな二つの曲がサントリーの有名になってるCMでながれて、歌詞を見直してみた。


すごい綺麗で丁寧で日本人ぽくて、日本人で日本語を話してて、よかったって思った。

「一人ぽっちの夜」。
一人ぼっち、でも、
一人だけ、でもなく
ぽっち。
すごい優しい表現だよね。
孤独なのに、どこか可愛らしさ、子供心、愛情みたいなものがこの「ぽっち」に要約されてる。


「涙がこぼれないように、泣きながら歩く」

映像が目の前に出てくるくらい、シンプルで明確な情景描写。
人それぞれ、どんな街の何歳くらいの人の画が浮かぶのかは分からないけど、各々が頭の中にパッと浮かび上がる景色がある歌詞だと思う。


「見上げてごらん夜の星を」も歌詞全体が優しい。
明るい方へ導いてくれる、付き添って、連れて行ってくれるような歌詞がなんだか心地よい。
お父さんが子供に囁く様に、「見上げてごらん」という歌詞に始まり、隣にいる近しい人が「手をつなごう、僕と」と勇気づけてくれる。


歌詞ってやっぱりすごいなって思った。
CMに出ている有名人の方々も豪華で、各方面から集めているし、あれだけの人を揃えるだけでもすごいCMとしてはパワーがあるけれど、それだけではない。
やっぱり、この二つの曲の歌詞、言葉にすごい強い力があると思う。


この二つの曲、これからずっと好きな曲なんだろうな。

2011年4月15日金曜日

#19 進化する家電を見て

GOAB. A TV Experience Concept from Syzygy on Vimeo.




テレビはテレビのテクノロジーの進歩があり、タブレットにもタブレットのテクノロジーの進歩がある。

今ある商品はすべて最先端の技術に挑戦し、発展していく。
市場の波に乗っかり、前へ前へと進む事もあれば、波に飲まれて沈んでいくこともある。

今起きている技術は、今までの波とは少し違う。
モノが進化していく事は変わらないが、その先の出来事、空間、関係を進化させていく技術へとシフトしている。

あきらかに巻き込む人の人数が多い新しい波にどうやって対応して舵取りしていくのかは、各商品が柔軟に動くしか無いのではないかと思う。

違う海に行けば、波も違う様に、国内で売れなかった商品が、海を渡ればバカ売れする事もなくはない話だと思う。

2011年4月9日土曜日

#18 Alzheimer Society of Montréal: Zero




社会派広告の新しい表現方法。


iPhoneの特性をうまく活かしている。
だけど、この事例は確かにうまくいっているとは思うけど、これが正解ではない。
この事例で成功したのは、技術的なスキームが成功しているのではなくて、デバイスやメディア、そのユーザー(そこにいる人)の特性をニュートラルにとらえて、メッセージの伝達っていう目的に対してしっかりと構成されている点だと思う。

1つの社会派広告の中にストーリーが感じられて、こういう広告を作りたいと思った。

2011年4月2日土曜日

#17 シェア、共有、それが一番なのか。

最近、広告系書籍、雑誌、ブログなどなど多くの所でシェアする(共有する)ことが大きく述べられている。


本なんかで行くと


これとか

まぁもはやほとんどのソーシャルメディア活用例で共有する事がソリューションの中心に来てるモノが多い。

はたしてそうなのか。
ユニクロアローズ

もちろんこの二つの例はブランドとか商材を含めて共有しろという命令ではなく、スナップを見るような感覚で出来るのでうまく共有する事が働いていきそうな気がするけれども。

どうも腑に落ちない。

街の中(公共スペース)で一人音楽を聴きながら過ごす(プライベート空間)こともあるだろうに、なぜネットの世界ではやたらとシェアをさせられるのか。
パーソナライズされていく事が今年の1つのキーワードと言っている人が多いのもこういった感情を少なからず持っているからなのではないかと思う。

共有の前のパーソナライズ。
この部分でさまざまなサービス、ソリューションの成功か否かが大きく左右されそうだ。

2011年3月6日日曜日

#15 CURE


3月4日、早稲田松竹に行ってきました。

黒沢清の二作品を観に行きました。
「カリスマ」と「CURE」です。両方ともかなり良い映画で、両方とも考える映画なので、連続で見るのはなかなか疲れるのですが、それでも、吸い込まれるようにスクリーンを睨みつけていました。

カリスマ

世界の法則を回復せよ。

唐突な、インパクトのあるフレーズを冒頭部分で投げかけられ、そこから、片方が生きるために、もう片方は死ぬ。どちらを救うにしても犠牲を払う。どうにかして、両方を救えないのか。という問いがこの映画全体を取り巻く。

カリスマと呼ばれる木が存在するのかそれとも存在しないのか。この幻想と現実の間で人々が困惑する。そのうち、カリスマが存在しないという事に気づいた者こそがカリスマであるといっているようだった。

すごくこの作品を見ていて、気になったのが、内なる世界と外の世界の関係性である。
役所広司演じる刑事はあるきっかけとなる事件で、犯人と人質の両方の命を救えなかったことから、奇妙な不思議な村にやってくるのだが、断続的に刑事のときの上司から電話が来たりと、内界と外界がリンクするところがある。
もっとも印象的なのは、最後のシーンだ。

いくつものヘリコプターが、役所広司の頭上をものすごい勢いで通り、街でもなんだかおかしなことが起きている。これは、カリスマの木を爆発し、その下にまた新たな芽が生まれてくるシーンと同じ事が、外の世界、街で起きるのではないかと感じた。

つまり、破壊する事で、新たなものが生まれる。

全体を通して、かなり哲学的で重い映画ではあるが、かなり表現が洗練されていて、印象が残るシーンが必ず、出てくる。そんな映画でした。





CURE


これまた、最高の恐怖映画。

恐怖そのものを描くのって実はかなり難しい。
恐怖だけじゃなくて、感動や歓喜など人間が感じるものってそのものを描くのではなくて、だいたい、それを感じている人を描く事が多い。

恐怖の場合、叫んで逃げ回る人だったり、恐怖を感じる空間でわめく人間、すごく静かな風景など、対象がメインでとられる。

しかし、この映画に関しては、そこが違う。
はっきり言うと、映像で目をふさぎ込みたくなるシーンは無いと言っても良いくらい普遍的なイメージが多い。
映画の中で起るさまざまな人々自体が恐怖に感じる。そんな映画でした。

凄く日常の中に恐怖を描く事で、ねじれた世界観がダイレクトに恐怖を視覚化してくれた。
レストランのウェイトレスが包丁を持っているシーンはかなり印象的だった。


2011年3月1日火曜日

#14  突撃ホルモン!!


こんなボクのたわいもないツィートから事は始まりました。

そしたら、ものの30分ちょっとで場所と人がほぼ決定!!

素晴らしいスピード感のもと4人のホルモン野郎が揃いました

本当に早かったなw

まず、場所の決まり方!!

twitterでホルモンおいしい所ないですか?に対して、モノの10分くらいで情報が集まり出しましたw

その後新宿でと言ったら、すぐに2、3件w

で決まったのが、新宿ホルモン!!

まぁ、食べログでもわりと評価が高いですが、実際賛否両論あるのでどうなんだろうと半信半疑!!

なんか面白い人と酒飲んで飯食えるからいいかっていうモチベーションでいったら、凄すぎる!

先にいたなおすけべと健一郎さんがつぶやき出した。

焦ったボクハ思わず、ツィート

いったらすげぇー!!
ホルモンはソーシャルな食べ物なんですねw
ホルモンの求心力により、ヒロハッピーボーイが突撃ホルモン!!!


いやぁ、本当に楽しかった!!

これもう少しちゃんとやりやすくしたら、孤独死しそうな高齢の方とか救えるんじゃないかとか旅行とかに使えるかもとかいろいろ盛り上がりました。

集まって早々、全員がなんだこの集まり方!!と驚愕したと思いますが
それ以上にお店の素晴らしさ!!
togetterでまとめたのでご覧頂けたら幸いです。

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面白そうだなと、思った事をメモしておきます。

①食べログの信憑性!!
これは今回、立証されましたね!!もちろん今回の一回だけで本当にそうなのと思いましたが、少なくとも参考にはなると思います。
ホルモンって癖があったり、嫌いの人も多いし、食べログでもダメだったみたいなレビューは投稿されうると思いますが、今回に関しては、見事にハマりました!!

②twitterのスピード感
今回、成功したのはまず参加者のメディアリテラシーの高さ!!
健一郎さんが去り際にいってましたが、僕たちの世代だからこういう事が出来るのかもしれないです。対応の早さであったり、良い意味で無鉄砲なやり方が、集合知的な今回の流れに合っていた気がします。
あと、僕たちが#totsugekihorumonというハッシュタグでオンライブレビューをした訳ですが、反応がすごい!!wどんどん情報が飛んで来たり、ツィートが集まってきます。飲食店の売上アップの戦略に使えそうですね。単なるクーポンではなくて、こういう金銭的な付加価値ではない価値が主客を呼ぶ事もあるとは思いました。まぁ新宿ホルモンのホスピタリティー、空間の作り方、料理のクオリティー、価格などなどしっかりと経営なさっているからだとは思いますが。

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次はいつどこで突撃◯◯が行われるのか楽しみです!!

みなさん、突撃外食夕ご飯おすすめですよ。



2011年2月25日金曜日

#13 再確認

つらつら書き記したい事が見つかったので、ちょっと書きます。

ボクは考える事が好きになっている。

最近、自分は頭を使って、いろんな事を考えて、アイデアを練り上げることを良くするようになった。最近とはいえ、コピーライターをフリーでやり出してから、体質が変わったのかもしれないが、最近特に、考えているこの過程自体が楽しくて仕方が無い。

でも、たぶん本当に好きな事はもっと違う所にあったことを最近再確認した。

家族、友人、恋人、初対面の人、まだ会った事も無い人。
誰でも良いから、感動させたい。笑顔にしたい。ドキッとさせたい。

そういうことが好きだから、そのために考える癖がついていたのかもしれない。

赤裸々にここには書き示すと決めたので、フリーのコピーライターとしていい経験を数多くした中で一押しのエピソードを。


「母の日」

あるお花屋さんから知り合いを通して、お仕事が来た。
季節は、春先。
後一ヶ月で母の日が来る。お花屋さんにとっては、母の日は多くの人がカーネーションを求めてやってくる時期で、大忙し。 

  のはず。

だけれども、最近は母の日にカーネーションをプレゼントする人もなかなかいない。しかも、母の日にしか売れなくて、毎年のように大量のカーネーションが余ってしまう。

こんな悩みを解消するために、母の日のキャンペーンをするという内容だった。

ボクには、その中のお花が並ぶ店頭に置かれるPOPを任され、カードに収まるコピーをという仕事が流れて来た。

ボクは必死に考えました。

なんで余ってしまうんだ?なんで花を買う人が減ったんだ?。。。と来る日も来る日も
考えました。

ボクは自分の母の事を思い浮かべました。
母の事を考えていくうちに、ボクの母はいつ母になったのかという所にひっかかりました。

そこでうまれたコピーは、全部で10本。
その中でも『ボクの誕生日が本当の母の日かもしれない。』というコピー。

これをクライアントに提出したときは、緊張で死にそうでした。
でも、青白い顔をしたボクに降って来た言葉は
『ありがとう、いいじゃん。』と少し照れた様子のクライアントの声でした。

目の前の人がほっこりした。こんなに嬉しかった事はなかなかありません。

このことは今でも鮮明に覚えています。自分まで鳥肌が立って、心の中で鬼のようにガッツポーズしていました。

それだけではなく、先日、ボクの母にこの事を言った所、母は
「ありがとう、良い息子を持って幸せだよ。」とうるっと目をうるわせながら、笑ってました。

その仕事でもらったお金はわずか数万円。

でも、この数万円という価値の数倍も数十倍も大事な自分の人生のモチベーションが得られたことは確かです。

人の心を揺さぶって、ちょっと幸せになってもらう。そのためには、考える事に貪欲で妥協は一切しない。
これがボクの人生のモチベーションであることを最近、確認しました。

大事なことだから、こうやって書き記してみました。

2011年2月19日土曜日

#12 目線が変われば、日々も変わる。





この動画はセクシーな女性のお尻にカメラを忍び込ませ、そのお尻を観る人々を街の中で撮影したものです。

凄く面白いです。

みんなひっそり観てるんですね。

まぁボクはむしろガッツリ見ますが


でもこの動画というより、この試みの面白さは、視点の変化。

例えば、セクシーな女性をちらっと観る男性を街の中でとろうと思えば、色々と考えられます。

胸元でも良いし、髪飾りでも良いし、むしろ、他の人が撮影してても良いし、定点カメラでも良いと思います。


でも、このセクシーな女性という対象の中で、もっとも観るであろうお尻にカメラを忍ばせる事で、とってもチャーミングな動画が撮れたんじゃないでしょうか。


男はいくつになっても女性が大好きなんですねw

2011年2月15日火曜日

#11  良い記事発見しちゃった。

パーソナルファブリケーションという言葉はまさにこれから進んでいくであろう流れ。

別に全員もの創れるようになるっていう訳ではなくて、そういうマインドを持ったクリエイターの創ったプロダクトが実は一番、売れる商品の開発方法なのかもしれないっていう事。


なんでか?
マーケットインで創られたプロダクトはもちろんそれなりに良いものが出来る。いや、それなりに良さそうなものは出来る。でも、緩やかな衰退ないし、緩やかな発展しか生まないと思う。


その環境に置いて、その状況に置いて最適なもの。自分のニーズに合ったものを自分で創るという価値観は凄く正しいと思う。自分の文化に対して、必要な技術を生んでいく。もしくは、今持っているよく分からない技術を、自分の文化に当てはめて利用していく。この二つのうちどっちかだ。


少し前に、河尻さんとか猪子さんがローカルであればあるほど、グローバルになる(汎用性がある)。って言ってたのと同じだと思う。

もちろん文化的な差異はいっぱいある。でも、文化というローカルさを超えて、人の本質、人の動きの要素まで掘り下げてみれば、そのニーズは相当広範囲に適応できる可能性を秘めていると思う。

ここで、話は飛ぶけど、イノベーションてこういう事だと思うんだよね。

結果として、新しいものを生めるかどうかであって、過去、今を破壊しないとイノベーションをした事にはならない気がするんだよね。
広範囲にその価値が散布されないとイノベーションではないと思う。

この破壊っていうのは、多分再構築に近くて、粘土で創られた彫刻をハンマーで砕いて、もう一回水に溶かして、新しい陶器を創るみたいな事と同じだと思うんだよね。



で、また記事に戻るんだけど、アイデアを考えるのと同じくらい速いスピードでプロトタイプを創るって言う事に意味がある。って書いてあったけど、確かにそうだなって。


それは、考えている間に同じものを創る人がいるかもしれないとか、そういう小さい事ではなくて、エラーを見つけるためであったり、思わぬ汎用性を見出すためだと思う。



ていう、よくわからないであろう。ボクの感想はどうでもよくて、ここに入りたい。

それが言いたかったですw

2011年2月7日月曜日

#10 希少性

価値としての希少性。

最近と言うか、基本的に人生毎日なんだけど、いいなぁとか素敵だなぁとか面白いなぁとか何かしらに価値を見出すと思うんですが、その価値の中の1つのカテゴリーとして希少性って言うのが有ると最近注目してます。


希少性ってつまり、珍しいってことですが、もう少し広げれば、限定的、機会や時間に依存的とでも言えるのではないでしょうか?


この企画、箭内道彦さんが手がけたものですが、このようなプレミアム感や限定感を使ったコミュニケーションは決して少なくないと思います。

なぜなら、このCMを見た人は、少ないかもしれませんが、見たくなる人は普通より多くなります。つまり、広告として最大の壁、見たいと思わせるかどうか、無視されない広告かどうかというハードルを逆に使ってます。

そして、なぜか分からないけど、見た人は優越感とともに、インターネットと言う伝搬速度の速いメディアに書き込んでいく事で、バズと言うものが生まれやすくなるんです。

要は、この広告は現象を起こすために仕掛けられいるものです。
社会的になんかこのCM見た?っていう会話を増やすための一番手っ取り早いやり方だと思います。


そして、今こそこの希少性をどのように持たせるのかがメディアであったり、サービスであったり、ビジネスであったりさまざまなモノに求められています。


ちょっと希少性という価値に対して、もう少し敏感に日々暮らしてみようと思います。
それから、またこのテーマで書いてみよう。

2011年2月4日金曜日

#9 妄想科学

主婦が太りやすいという事を無駄に妄想して考えてみました。

なぜかって電車の中にいたとなりの主婦2人が話してたから。


ちなみに、その2人の真上には黒ウーロン茶の広告があって、面白かったよ。
皮肉で


で、なんで太りやすいかなんだけど

主婦って基本的に四六時中飯の事考えているからだと思うんだよね。

朝飯を作って、お皿を洗っている時に、なんとなくお昼は何にしようかなと考えている。
お昼を食べた後に、少し満腹感に浸りながら、そろそろ夕飯ナニにするか少しづつ考える。

これが、太る原因だと思う。

というのは、胃の中に食べたものが溜まっている状態で、次に食べるものを考えている事で胃の吸収率が上がるのではないかと思う訳ですよ。


みんな一度は聞いたフレーズが有ると思うんだけど
デブが一緒に飯食って、腹一杯になって店を出て、その通りの飲食店のメニュー見て「うわこれうまそう。今度食いにいこっ」って言うでしょ?

あれ、多分生理的にそうなってくるんじゃないかな。

因果関係を証明した訳ではないけど、そういうのってある気がするんだよな。
人間って脳みそが中心だから、感じた事だったり、思った事だったりで、生理現象が変わってくるから、食べ物を考えている時は吸収率が上がっている気がする。

てことは、食べ終わった後に、すぐに仕事すりゃいいんじゃない?眠気に打ち勝てば、あとは通常通りな気がする。


てなことを考えながら、家に帰るのでした。

2011年2月2日水曜日

#8 選択する。無駄な事をする。

選択する。

人間はみんな生きている間、毎秒選択している。

いつ寝るのかも、いつ起きるのかも
朝ご飯食べるのかも、食べないのかも
電車の中で本読むのかツィッターするのかも
生きるのか死ぬのかも
大小関わらず、みんな選択している。

選択する事は人間が生きていく上で必要不可欠な行動だと思う。

選択するという事は要するに考える事に近い。

選択しているすべての行為にたいして、なんでか考える事が出来るのならば、その人間は凄いと思う。
なんで人が動くのかが分かるから


なんとなくという理由は、ない。
なんとなくな理由で、選択したものについて、1分だけ考えてみる。
そしたら、また、なにか違った選択をするのかもしれないし、同じ選択をするとしても、その達成度が違う。
人間半分以上無駄な事をして生きてる訳で、遠回りすることで、もっと生きてる事を実感できるんじゃないかな。
無駄なものだからなんと無くするのではなくて、後からでも良いから、なんでしたのか、なんで選んだのか考えたら、それは無駄じゃなくなる。


だから、いっぱい無駄なことして、いっぱい考えて、いっぱい無駄な事を無駄じゃなくしよう。それが今だから出来る事なんじゃないかなと考えてみました。




2011年1月26日水曜日

#7 紡がれた言葉

午前2時半。

夜は地平線に接近し、光が迫る気配はまだない。

向かいのコンビニの光が神々しく、中で働く暇そうな店員いつもレジに座ったり、立ったりを繰り返す。

部屋着のままベランダへ出て、煙草を吸う。

吐く息は白く、寒さ故かタバコの煙か。

店員は未だに暇そうだ。

こうした日々がここに住んでから幾度となくある。

名前も知らない20m先の人間が2時半頃どんな顔して何しているか。
それをボクが知っているというのは、なんだか面白い。

知らない人間を一番知っているかもしれないというこの現象は、もしかしたら一番自然で一番人間らしいのかもしれない。


彼と話す事は、朝一番のコンビニで「袋いりますか?」「いりません。」それだけだ。

2011年1月17日月曜日

#6 単なる売場ではなくなる店舗の姿

今回から数回に渡って、ボクの所属する研究会の入ゼミ課題について自分で少し書いてみました。

そして第一回は”単なる売場ではなくなる店舗の姿

立地、建物、インテリア、サインやネーミング、製品ディスプレイ、顧客の体験、店員のパフォーマンスや顧客とのコミュニケーションスタイル、得られるサービスなど様々なファクターが組み合わさって、売り場が形成されます。

ここからはボクの考え。
ただiPadを導入して、インタラクティブな店頭スタッフの接客というワケではなく、すべては導線だと考えています。ファッションブランドが店頭でiPadを使っても、ただカタログがデジタルになっただけだし、進化し、インタラクティブになったのはあくまでもiPadのディスプレイの中でしかありません。これをもっとうまく設計していくのがこれから求められる、店頭であり、売り場ではないでしょうか。

つまり、
①入店する前のインターネットや雑誌などなんらかの情報を得る所
②入店時(音楽や展示方法、最初に出会う店員、室温、照明)
③店内の動線(人々がどのように動くのか。とどう動かせたいかのバランスを顧慮した動線)
④製品やサービスとの接点
⑤店員とのコミュニケーション
⑥購入の決定
⑦支払い
⑧購入後の保証、アフターサービス
⑨再来店

このストーリーを考えて上で、効率化を図る部分とあえて残す部分を考えることにします。
効率化を図る部分に関してはおそらく異論は無いと思います。
面倒くさい作業はいらないですよね。
例えば、Apple ではレジは現在ありません。
店内にある製品の乗ったテーブルにはレシートのプリント機能がついていて、店員のiPhoneからバーコードを読み取り、送信すると、レシートが出てきます。
このように、レジに並ぶという行為を省きました。しかし、これは違った目線から見ると、顧客とスタッフが1対1で向き合って、購入まで至れる仕組みでもあるのです。

店員に最初にコミュニケーションするのは製品を手にとり、じっくりにらめっこをしてるときです。
この時に出会う店員がおそらく最初です。普通の店舗では、最初に話しかけてくる店員がいて、製品に詳しい店員が次に来て、在庫確認している時に話しかけてくる店員がいて、レジに行ったら違う店員がまたいて。と何人も出てくるのです。
つまり、一人の店員が一人の顧客のパートナーとして店内では接してくれるような設計をしています。
また、この効率化は人件費も回転率も上がると思います。
つまり、顧客が持つ面倒くさいたらい回し状態の解決と企業が負担する人件費や回転率といった経済的な効率化の二つを良くする一つのアイデアでは無いでしょうか。

では、つぎにAppleではありませんが、少し面白いアイデアを見てみます。
チームラボの開発したハンガーです。

これはハンガーを手に取ると前のディスプレイにそのアイテムを使ったコーディネートが現れるものです。
ハンガーを手に取るという人間の習性?行動?をインターフェイスとしています。この行為自体はなにも進化はありません。
しかし、この目の前のディスプレイにコーディネートが現れる事で、購買意欲がわいたり、再来店のきっかけとなるひとつの店舗サービスとなったりします。
つまり、先に述べた③店内の動線④製品やサービスとの接点⑥購入の決定⑨再来店
の4つの点を補完してくれるモノになっているでしょう。

このサービスはちなみにウェブで洋服を買う時、コーディネートを見れる方が売上が良いという法則をリアルの店舗に持って来たという発想らしいですよ。
さすが、チームラボ最強に面白い。いや、最狂におもしろい。

では、少し話を戻して、なんのための店頭、売り場かという切り口で考えてみます。
従来売り場というのは、その言葉の通り製品を売る場所です。
現在普遍的なイメージとしては、フラッと立ち寄る所、製品に直接触れる場、購入する場くらいでしょうか。
あとは修理しにいくくらいですね。

しかし、Appleの店頭の革新は、製品の学習の場にした事です。
もともとApple製品には基本的に取扱説明書はありません。そのため、使い方がよくわからない所も実際あるとは思います。その不足部分を店頭におけるイベントでレクチャーする事で来店の動機を増やす事に成功しています。
また、その製品は購入した段階では完成されていないのです。

そして、このある種レクチャーというアナログなコミュニケーションによる製品取り扱い説明をする事で、店頭来店を増やすという効果や店員とのコミュニケーションをすることでブランディング効果をもたらすのではないでしょうか。

まとめますと、二つの変化が施されている。
①効率化を図り、合理的に手間を省く
②あえて効率化を図らず、アナログ感覚を残すことで、信頼の構築をする。

この二つが適切に施される事で、店頭の意義や店頭に置ける売上の向上が見込めるのではないでしょうか。

2011年1月11日火曜日

#5 にんげんをしあわせにするデザイン




デザインハブで展示されていたにんげんをしあわせにするデザイン展に行ってきました。

プロダクトもあれば、サービスやイベントのような設計などさまざまな展示物があって、すごくコンセプトを読んで、体験して理解していく展示会でした。



ただ、この展示会で印象に残ったのはある特定の作品ではなくて、にんげんをしあわせにするデザインというテーマにおいて、結論はすべての作品がつながりというものを提示してくる点です。

果たしてこれが正解なのか間違いなのかむしろ、正解や間違いといった基準ではないのかわかりませんが、すごく気になりました。


もちろんデザインというもの自体がある対象間をつなぐ役割があるとは思います。
人と人、人ともの、人とサービス、人とペット、人と空間などなど


その中で人とある対象とのつながりや関係を距離という単位で表しているものがありすごく面白かったです。



たしかにたとえば、トイレのあの閉鎖的な空間のサイズなどがこのデザインの例にあたると思いました。

狭くて窮屈だなと不快に思うトイレもあれば、決して広くはないけど、居心地の良いトイレ。広くて、身動きとりやすいけど、落ち着かないトイレ。
このようにサイズ一つを見ても幸せの度合いが変化するのです。


そして、この展示の隣には照明の展示がありました。

空間のサイズという概念に組み込まれてもいいのではないかと私は思っています。
2m × 2mの立方体の空間があるとして、暖色系の照明にしたときと白い蛍光灯のような照明にしたときでは、認識するサイズが異なるでしょう。



とまぁ、こういう何かと何かのつながり、関係をデザインするものが展示されていました。

ただ、一つ思うのは、にんげんをしあわせにしているデザインはつながりというものだけなのでしょうか。

なんだか違う気がするのはボクだけでしょうか?

2011年1月10日月曜日

#4 アシックスのキャンペーンコンセプト



メッセージがすごくいいです。
走る事で不安や不満などを脱ぎ捨てていくというコンセプトで、すごく魅力的だと思います。


そして、見せ方もシンプルで汗のように不安や不満、悲しみ等が人から出て行く。

このよさは、スポーツ(走る事)は健康やただ汗をかいて身体を作っていくものではなく、人の心を健康にしていくことというメッセージが、綺麗な映像で表現されていること。

わかりやすい広告ってやっぱりいいな。無駄が無い感じ

2011年1月9日日曜日

#3 噛んでも形状維持してくれる無限かみかみストロー

先日なおすけべさんと久しぶりにお会いして、カフェで3時間くらいしゃべっていて、面白い話になりました。

人間の行動に沿ったプロダクトデザインをしていくという話です。

そんな話をしている時に思いつきました。
形状を維持してくれるストローです。

皆さん、カフェとかで飲み終わった後に、残ったストローを噛んで、暇つぶししたりしませんか?

あのストローを噛む感触を保ちながら、ストローの形状を維持する事で汚らしくならないというものです。

また、この感触にハマってしまうと、家でストローを使うという新しい文化が生まれるのではないかと思います。
家では滅多な事が無い限り、コップやグラスに入れてそのまま飲み物を飲みますが、このストローを開発すれば、ニッチなクラスターからある種のプチハレ文化として流行する可能性があるのではないかと思います。





2011年1月8日土曜日

#2 インスタントのみそ汁。

今回は、広告とかそういうものではありません。


最近、インスタントのみそ汁にハマってるんです。


なんで、あいつは俺のココロをあんなにも動かすのか。考えてみました。

【背景】
まず、ぼくはつい最近まで、そんなにインスタントのみそ汁を買って飲む方ではありませんでした。もちろん、実家を離れて暮らすのも、大学からなので3年くらい経ったので、コンビニで購入して飲む機会はあったはずですが、なんだかあまり経験してこなかった訳です。
で、なんで最近飲むようになったかと言うと、忘年会とか飲み会が増えて、胃の休まる、かつ、あったまる飲み物を探していて、飲み始めたのがきっかけです。

ただ、ほかにもおでんとかコーンスープとかいろいろ売ってるけど、なぜそれらではなくて、みそ汁なのか。そこには理由があったのです。


【考察】
お母さんの助言です。

お母さんが、前日飲んで帰ってきて、二日酔いのお父さんに
「みそ汁つくったわよ。胃が休まるから」と
しじみのみそ汁を飲ませていたのをなんとなく幼い頃の記憶で覚えているのです。

しじみが胃にいいのか、みそ汁が胃にいいのか何も根拠は無いけど、なんだか間接的な経験によって、ボクの中で

(しじみの)みそ汁=胃に優しくて、胃が休まるあったかい飲み物。

が形成されたのだと思います。

そして、21才になった今、その思い出がふとした忘年会の帰り道に蘇ってきたのです。

つまりこのケースでは、幼い時に経験した家族の習慣?が、心のスイッチを入れたのではないかと思います。

ただ、この経験というのは、どういう時に呼び起こされるのかが重要だと思います。
もし、この経験がそれなりに多くの人の中に存在するならば、その状況を演出できれば、効果的なマーケティングになるからです。

友達の場合、

風邪をひいた時に、ポカリスウェットを飲むと言う事例です。
これも、彼は幼い頃から、風邪を引いたら、薬じゃなくてポカリを飲んで寝るという経験をしてきたがために、最近になって風邪をひいた時も、ポカリを買って飲んで寝るらしいです。

やはり同じように幼い時の経験がスイッチになっている。


他の家のこういう経験をもっと知りたいな。
そういうのを共有できるサービス無いかな?


『人はいつ子供に戻るかわからない。いや、ずっと子供なのかもしれない。』

2011年1月7日金曜日

#1 キャンペーンの後処理の良い事例。




皆さんもCMやキャンペーンサイトでご存知だと思いますが、白戸次郎のライバル有吉さんのキャンペーンサイトの後処理です。

もちろん、Softbankの仕掛けるキャンペーンそのものやCMなど様々な広告、マーケティング、PRは社会でも話題になり、広告賞なども数多く受賞しています。しかし、このキャンペーンの終わりにまでにくい演出をしてくるあたりが、さすがと言った感じです。

まずそもそも、この選挙シリーズCMは6/8〜出馬依頼のCMが流れました。



その後、墓の前で決心するCM



演説



選挙カーと続き、当選という流れでした。








その対抗馬として有吉弘行が抜擢されました。



このようなサイトが作られました。twitterでもCMでもこのキャンペーン全体のストーリーを演出するには必要不可欠だったのです。

そして、通常、このようなキャンペーンサイトは終了すると404のようなエラー画面が出て、終わりです。
もちろん、キャンペーン終了後にサイトに来る奴がいるのかと言われると、少ないとは思います。しかし、よく考えてみると、どんな理由があるにしても、キャンペーンサイト終了後にサイトに来るユーザーはその企業にとって重要なひとではないでしょうか。

そんなひとたちに向けてもしっかりとしたSoftbankらしさを最後まで出したというのが今回のサイト終了画面にあると思います。




『憎い演出は、後から来たひとにも伝わるように足跡を残していきます。』