2011年1月11日火曜日

#5 にんげんをしあわせにするデザイン




デザインハブで展示されていたにんげんをしあわせにするデザイン展に行ってきました。

プロダクトもあれば、サービスやイベントのような設計などさまざまな展示物があって、すごくコンセプトを読んで、体験して理解していく展示会でした。



ただ、この展示会で印象に残ったのはある特定の作品ではなくて、にんげんをしあわせにするデザインというテーマにおいて、結論はすべての作品がつながりというものを提示してくる点です。

果たしてこれが正解なのか間違いなのかむしろ、正解や間違いといった基準ではないのかわかりませんが、すごく気になりました。


もちろんデザインというもの自体がある対象間をつなぐ役割があるとは思います。
人と人、人ともの、人とサービス、人とペット、人と空間などなど


その中で人とある対象とのつながりや関係を距離という単位で表しているものがありすごく面白かったです。



たしかにたとえば、トイレのあの閉鎖的な空間のサイズなどがこのデザインの例にあたると思いました。

狭くて窮屈だなと不快に思うトイレもあれば、決して広くはないけど、居心地の良いトイレ。広くて、身動きとりやすいけど、落ち着かないトイレ。
このようにサイズ一つを見ても幸せの度合いが変化するのです。


そして、この展示の隣には照明の展示がありました。

空間のサイズという概念に組み込まれてもいいのではないかと私は思っています。
2m × 2mの立方体の空間があるとして、暖色系の照明にしたときと白い蛍光灯のような照明にしたときでは、認識するサイズが異なるでしょう。



とまぁ、こういう何かと何かのつながり、関係をデザインするものが展示されていました。

ただ、一つ思うのは、にんげんをしあわせにしているデザインはつながりというものだけなのでしょうか。

なんだか違う気がするのはボクだけでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿